うちの家族は、大の動物好き。
今までも、ネコや、犬や、ハムスターや・・・時には、雀まで馴れていたっけ。
朝、外に遊びに行って、夕方玄関から「チュン!チュン!」と、帰って来ていた。(笑)
(普通、雀は馴れないといわれているけれど)
でも、今は何もいない。
皆天寿を全うして老衰で☆になったのだけれど、それ以来生き物は飼っていない。
「好きだからこそ、飼わない」
という結論に達したからだ。
どんな小さな命も、家族同様尊重する。だから、死んだ時は立ち直れない。
・・・死に目に遭いたくないから、飼わない・・・
いつのまにか、そうなってしまっていた。
勿論、犬やネコや・・・可愛いコを見ると欲しくなるけれど、一旦飼ったら最低でも
10~15年は生きる。その間、散歩や健康管理や・・・責任をもってまっとう出来るか
どうか、自信がない。ペットは飼い主を選べないからこそ、飼ったからには寿命まで
幸せにしてあげたい。また、その責任があると思う。
「かわいい~!」だけでは、15年続かない。
その掟を破って、フグを買ってしまった・・・。
私は後悔した。(笑)
でも飼ったからには、どこのフグよりも幸せにしてやりたい!
と意気込み、色々調べて顔面蒼白になった。
一匹について、最低でも3~5リットルの水が必要だの、
水質はph6.8~7だの、バクテリアだの、水を作るって何?
パイロットフィッシュってなんなんだ???
きんぎょみたいに、前日バケツに汲んだカルキ抜きした水を鉢にいれて、
そこに泳がしてるだけじゃダメなのかよーーーーー!!
最低、魚を入れる1週間前に水槽と水を用意?
ソッコーイキナリ入れちゃったよ~!!つД`)・゚・。・゚゚・*:.
でもって、エサが
「冷凍赤虫」だって。
キモチワルーーーーっ!!赤い糸ミミズみたい!!
ミジンコとか、パラパラしたきんぎょのエサじゃダメなの?
よくよく見れば、フグ太郎は沈んでいかにも具合悪そ~にしていた。
そういう場合は、水質のphを調べるらしいが、何で調べりゃいーんだ?リトマス試験紙?
あれだと単純にアルカリか、酸性かということしか解らないじゃないか。
おまけに、エサをピペットでやると書いてあったが「ピペット」って?
・・・という何もかもが浦島状態。
なんて深いんだ!
(笑 ・・・っていうか、私がアフォすぎ?)
ほんの1~2センチの命だけれど、途切れさせてなるものか!信じるしか術がない
飼われたペットを、ムダに☆にさせたくない・・・と、更に猛勉強をする。
水槽は、置ける範囲内で大きいものに買いなおし、
仲間も2匹追加。ピペットは「スポイト」だという事が判明。昔理科の実験で
使った長~いもので、目盛りやゴムがアタマについているもの。何故か
「駒込ピペット」と呼ばれている。これだと、濁りの元、食べ残しやフンを吸い取れて便利。
ph測定液と、ピペットをハンズで入手。phは、7が中性ということを初めて知る・・・。
ペット屋のおぢの意見も、店によってまちまち。ネットの情報ともあわせて、
取捨選択して行く。
赤虫も、再冷凍したものは食いつきが悪い。なかなか食べない子は口元にまで持って行く。
すると、何とか食べてくれる。3匹とも、顔も違えば性格も違う。
水質が安定してきたら、やっと落ち着いてきてエサも沢山食べるようになった。
私の顔も覚えて、寄って来たり、手からエサを食べたりする。
賢くて、可愛い(・∀・)!
そのことを友人に話したら、
「熱帯魚~?フグ?なんかオタクの道に進んでない?大丈夫?」
「フグ育てるのもいいけどさぁ~・・・そろそろ人間の子供でも育てたら?」
「・・・・・(´-ω-`)」
さー!明日も3匹のエサ代稼ぐ為に頑張らなくっちゃねー!(爆)