毎週1回の水替えもさぼった事はない。
水質チェックも勿論していたし、アベニー単独に水量20㍑。
エアーもいぶきのエアーストーンでたっぷり。ろ過も外部フィルターには劣るけど、
水流を効率よくする為に外掛け内部を改造し、底面フィルターと直結。
ろ材も工夫し、水中アクセサリーの置き方だって、水の流れを考えて置いている。
餌も数種用意して、乾燥餌は冷蔵庫に保管し、全て半年以内で破棄している。
ストレスを考えて、陰になるポイントも作り、水流も殺した。
暑い日はクーラーを入れ、夏場でも水温変化幅は2度程度だった。
水槽をいじる日は、ハンドクリームや石鹸も使わなかった。
水槽周りは常に清潔に保ち、スポイトなども毎回洗浄した。
それらは全て、ひぎを二度と病にさせない為だった。
な~の~に~!!!
去年に引き続き、またもあの忌まわしい難病「
エロモナス」になってしまった・・・。
前回は水温上昇→水質悪化という過失があったけれど、
今回は正直、どう考えても理由が見つからなかったし、これ以上出来ない!
というほどケアしているつもりだったので、
かなり凹んだ。
背中にぽちん・・と、針で突いたような赤い内出血を付けて、ひぎはぷりぷり元気に
泳いでいた。
前回はその2日後には生死を彷徨っていた。
手当ては早い方がいい。愚痴る暇もなく、直ぐに薬浴(グリーンFゴールドリキッド
規定量1/2)をはじめた。
病気になるからには、必ず原因がある。
自分では大丈夫だと思っていても、どこかに盲点があるはず。
同じ過ちを二度犯すのはバカだ!と自分を責めつつ、懇意にしているショップの
お兄さんに相談した。
「いや~・・・正直、そこまで世話する人っていないっスよ。アベニー1匹でしょ?
普通だったら、去年のエロモナスで死んじゃってますよ」
半分呆れながら、笑顔で慰めてくれるお兄さん。
でも、手は水槽のコケ取りに余念が無い(笑)
「今回も経過はいいんでしょ?エロモナス治してるなんて、凄いっスね~」
そう言って貰えて、少しは気が楽になったものの、普通は一度も病気に
ならないように飼っている人の方が多い訳で・・・だからちょっとフクザツ(笑)
おにーさんの話だと、どうしても弱い固体はいるものだし、今回、原因特定は
難しい位、環境は恵まれてる。との事だった。唯一考えられるとしたら、
餌の赤虫からかなあ・・・?とのことだった。
でも、このエロモナスは水槽内には常駐している菌だから、免疫力があれば
感染・発病はしない。
つまり、ひぎは免疫力が低下していたって事だ。
その原因が知りたかったが、飼っている私が解らないなら、見ていないお兄さんは
解るはずが無いのかもしれない。
「人間だって、健康に気をつけてる人が病気になって、煙草だ!酒だ!ってやってる
人が意外に健康だったりする事もありますしね。あまり自分を責めないで
いいんじゃないスか?あなたのアベちゃんは幸せだと思いますよ~」
見たこともない他人の水槽に想像力を働かせながら、いつも親身になって考えてくれる
Tの優しいお兄さん。本当にいい人だ~。
私がお兄さんに救われて、店を出た(笑)。
せめて、私のアベちゃん、内閣総理大臣になったし、頑張って生き延びて欲しいな(爆)。
7日間の薬浴を経て、昨日本水槽に復帰した。
タブーを犯して、体力温存の為に餌を少し与えていたのだが、そのせいで
アンモニアが
検出され、目の表面がうっすら白濁してしまった。
毎日フンを回収して、換水をしていたが追いつかなかったらしい。
餌を切って換水を続けたら、目の白濁は取れた。ひぎには申し訳なかったが、
ひとつ学習した。^^;
ちなみにあげていた餌は、前回のココア玉から進化して、「
ココアクロマ粒」になった(笑)
ビオフェルミンを潰して粉状にし、純ココアと少量のお湯で溶き、そこに
クロマ粒を適量入れ、30分染み込ませる。
その後、ふやけたクロマ粒を取り出し、乾燥させると出来上がり!
この方が水槽を汚しにくいし、1週間くらい保存も利く(出来れば冷蔵)。
数日断食の後、1週間はこれでケアをする予定。
消化も良いし、しつこく体内に居座るエロモナス菌にも効果的(たぶん)。
今後は、時々これを食べさせて、予防も兼ねたいと思っている。
ちなみに、本水槽への復帰水合わせは6時間掛けてやった。(エビみたい^^;)
10分おきにスポイトで、様子と水温を見ながら・・・。
折角の休日が台無し・・・・・・・_| ̄|○
本当は今月夏休みでトルコに行く予定だったのだけれど、断腸の思いで
キャンセル。
キャンセル料3万円也!!!(ちなみに、ひぎは500円だった)
そんな私を見て、家族や知人は呆れているし、私自身もよくやるよな~って思うけど(笑)
やっぱり、死に目に遭いたくないし、後悔したくないのが大きい。
オフィスの鉢植えの面倒も何故か見る羽目になっていて、
「cimbomさん、お花好きなのね~」
って言われるけど、
正直花は面倒だし、好きじゃない。ただ、枯らせたくないだけ(笑)。
勉学にこの性分が生かされれば、もっと違った人生があっただろうものを・・・!