202日目のおめでとう
a0014770_1905.jpgいつ頃からだろう。
アリフがゴールを決めても、笑わなくなったのは。

昔のアリフといえば、ゴールを決めた後全身で喜びを迸らせ、子供のような破顔の
笑顔が印象的だったのに。

ゴールが別段嬉しくない年になったのか?

いや、勿論ゴールを嬉しくない筈はないだろう。
むしろ、笑いたくても「笑えない」と言ったほうが正しいのだと思う。
何故なら、アリフがゴールを決めてもあまり笑わなくなったのは、ガラタサライが
少しづつ長い下り坂を下り始めた頃とリンクする気がするからだ。

ああ見えてアリフは、常に回りに気を配る実に繊細な神経を持っている。
その場その場で自分の役目というものを悟り、臨機応変に対応する。
アリフの繊細さ(悪く言えば、気の小ささ)を証明する、ある事件がある。
アリフが憧れ続けた欧州でのデビューの晴れ舞台・レアルソシエダでの
入団会見のその日。
アリフは急性胃炎で倒れ、救急車で運ばれ即入院した。
もうひとつ。
100ゴールまであと1ゴールとなってから、実に4ヶ月もの間、あと1本が出ずにいた。
100ゴールを決めた後のアリフの顔は、喜びというより「安堵」の表情だったのが
印象に残っている。
会心のゴールを決められていない。
というのと、
自分の役目を果たし切れていない。
そして、今のチームの状態。
そんな思いが常にアリフの脳裏に存在し、心からの笑顔が出て来ないのではないだろうか。
(チームメイトがゴールを決めた時は、本当にいい笑顔で、抱き締めてあげているのに!)

そして、昨日。
昨年10月4日にアクチャバトセバト戦でゴールを決めてから、202日ぶりにアリフはゴールを決めた。
これもペナルティでのゴールだから、アリフにすれば「笑えない」ゴールなのだろう。
ほんの少し口元を綻ばせたものの、すぐにきゅっ!と、いつもの引き締まった表情に
戻っていた。

戦線離脱を命じられてから、長いトンネルを抜け、先発出場を経て、そして昨日の
ゴール。息を弾ませながらの試合後のインタビューで、アリフは思ったよりも
晴れやかな表情だった。
どんなゴールであれ、それでチームを勝利に導き、何よりガラタサライの
ユニフォームを着てプレイ出来る事の喜びを、アリフは噛み締めていたに違いない。

私もいつか再び、アリフの破顔の笑顔を見れる事を願いつつ、
トルコに向かって

「Arif Tebrikler!」 (アリフ、おめでとう!)
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by arif6 | 2004-04-24 19:01
<< ガラタサライの憂鬱    Vo... 選手達は試された >>


"クサ クサ"と読みます。  トルコ語で短信、つれづれ・・といった所でしょうか。          トルコやトルコサッカー、管理人のタワゴトを、ぼちぼちと・・・。宜しくお付き合い下さい。  :) 
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